しラッシュガードは太陽の紫外線や海やプールなど水中の摩擦から肌を守ってくれる便利なアイテムですが、色によっては暑さを感じることがあります。
一般的に、暗い色は光を吸収しやすく、明るい色は光を反射しやすいと言われています。そのため、暗い色のラッシュガードは明るい色のものよりも暑く感じる可能性があります。
特に黒色のラッシュガードは、太陽の光を吸収しやすく、その結果体温が上がりやすいというデメリットがあるため「黒のラッシュガードは暑い」と感じてしまいます。
ではその対策として黒色のラッシュガードを快適に着る方法はあるのでしょうか?また、色以外にも「暑い」と感じてしまう要因についても解説します。
ラッシュガードの黒色が暑い理由
なぜ黒色のラッシュガードは暑いのかというと、黒色は太陽の光を吸収しやすく太陽の熱エネルギーを取り込んでしまうからです。
ラッシュガードの色によって反射する光の量に違いがあり、白色は全ての光を反射しますが、黒色は全ての光を吸収します。
そのため、黒色のラッシュガードは太陽光を吸収し太陽の熱エネルギーを取り込んでしまい、その結果、表面温度が上がり、着ている人も暑く感じるようになります。
黒色のラッシュガードを快適に着る3つの方法とは?
素材・生地、サイズ、色の3つの要因は、ラッシュガードの暑さに影響を与えるものです。
では、黒色のラッシュガードを快適に着る方法はないのでしょうか?
実は、いくつかの工夫で暑さを軽減することができます。
例えば、以下のような方法があります。
1,ナイロンやポリエステル以外の素材にする。
ラッシュガードの素材・生地はコットンやリネンなどの天然繊維や、吸湿性や速乾性に優れた機能性素材を選ぶと良いです。
ラッシュガードは主にナイロンやポリエステルなどの合成繊維で作られています。
これらの素材は、水を吸収しにくく、速乾性が高いという特徴があり通気性が低く、汗や熱をこもらせやすいという欠点があります。
そのため、ポリエステルやナイロンなどの合成繊維は通気性が低く、ラッシュガードの素材が暑さを感じる一因となります。
2,少し余裕のあるサイズを選ぶ。
ラッシュガードは少し余裕のあるサイズを選ぶと快適に着ることができます。
ラッシュガードのサイズは、体にぴったりとフィットするものが多いです。
これは、水中での抵抗を減らすためや、日焼けや摩擦から肌を守るためです。
しかし、サイズが小さくてあまりにもタイトだと熱がこもりやすくなるため、ラッシュガードのサイズピッタリすぎる・タイトすぎるとが暑さを感じる一因となります。
3,適度に水に濡らす。
水に濡らしたラッシュガードは水分が蒸発する際に熱を奪ってくれるため、涼しく感じます。
ただし、水分が乾ききってしまうと逆効果になる可能性もあるので、定期的に水に濡らすことが大切です。
以上のように、黒色のラッシュガードは暑く感じることがありますが、素材やサイズ、水分などに気を付ければ快適に着ることができます。
黒色のラッシュガードはスタイリッシュでカッコいいですし、汚れも目立ちにくいというメリットもありますので、工夫次第で暑さを軽減しながら着ることも可能です。
その他、黒色のラッシュガードを快適に着るための対策としては以下の方法もあるので参考にしてみてください。
- 水分補給をこまめにする
- 休憩時にラッシュガードを脱ぐ
- 湿ったタオルで首や腕などを冷やす
- UVカット効果の高い日焼け止めを塗る